検査の結果が出しました。
悪性の腫瘍でした。
予想通りというか、あーやっぱり、というか・・・
検査結果の説明は以下です。
・膵腫瘍あり
・膵がんマーカーの値が高い
DUPAN2: 1600以上
span1: 630
・膵体尾部に81mm×46mmの乏血性腫瘍
⇒膵がん、肝転移(疑い)
・レベルⅣ
続いて治療方法の説明です。
治療方法は化学療法(薬物療法)です。
ノーベル賞で話題の免疫療法はの説明はありませんでした。
すい臓がんに関しては免疫療法が効果があったとの症例が
無いか少ないのだと思います。
化学療法の内容ですが、以下の2つの療法を勧められました。
1.GnP療法→2種類の抗癌剤で4時間前後の点滴
週1回を3回され4週目は休薬(月3回のペース)
2.S-1療法→内服抗癌剤で4週間内服2週間休薬
治療と副作用、回復の見込み等について詳しく説明していただきました。
化学療法を希望するのであれば、このまま入院を続けて
最初の治療へと進むとのことでした。
ただし、これらの治療を行ったとしても
効果がある人もいるし、効果が無い人もいる。
そうとうに辛い副作用が出る人が多いこと。
これらの説明を聞いている妻は、前回と同じく
・いたって冷静
・感情が乱れることは全くない
でした。
妻の出した結論は
化学療法は行わない、でした。
・治療したとしても、どのくらい生きられるか分からないこと
・治療しても、すい臓がんレベルⅣの5年生存率は1.6%であること
・生きているうちは生活の質を高く保っていたいこと
この結論を得たのは上記の3つのことを考えてのことと思います。
説明を受けていたときは、医師と妻と私
もう1人、看護師さんが立ち会っていました。
看護師さんは妻があまりにも冷静なので驚愕していました。
化学療法を行わないと結論が出たので、
取りあえずこの総合病院に入院している意味はなくなりました。
早速、退院の手続き始めました。
今後は1ヶ月に1回のペースで通院することとし
何か変化があったときは直ぐに病院に連絡して
何時でも病院に来てもいいとのことでした。
これからお世話になるこの医師を「B先生」と呼ぶことにします。